俺は、会長を見た。 「どうする?」と視線で問いかける。 会長は、ウン、とうなずいた。 そっか……。 じゃ、そうしよう! 「よし、そうと決まれば、さっそく行こうぜ!」 テーブルの金を再びリュックにしまい、それを俺が背負って、会長の家を出た。 全員で、選挙事務所に向かう。 どうやって返すかは、行ってから考えよう。 トモアキと桃香は歩いてきたらしく、俺だけが、チャリを引いて歩く。 やがて、駅に出た。