桃香に言われ、男3人、顔を見合わせた。
すげぇ、恥ずかしけど、桃香の言うとおりかもな……。
刑事につかまりそうになった俺を助けるために、会長はウソのシナリオを考えて、
トモアキと桃香は、ウソの証言して。
会長は、俺の願いを叶えるために、トモアキの授業料を払いこんで。
でも、俺は……?
「俺だけ、なんもしてねーな」
つぶやくと、トモアキが俺の肩をたたいてきた。
「なに言ってんだよ!
俺の授業料を払うって最初に言ってくれたの、あっちゃんなんでしょ?
俺、すごくうれしいよ、ありがとう!」
桃香も会長も、ウンウンとうなずいている。
「そ、そっか……」

