かろうじて出した声は、かすれていた。 情けねーな、俺……。 でも、照れくさくて、それ以上、なにも言えない。 すると、会長が代わりに話しだした。 「五十嵐と一緒に校舎内を見回ってたとき、金が見つかったら、なにに使う?って話になったんだ。 そのとき五十嵐は、星野の高校の授業料を払うって言ったんだ。 で、一緒に高校を卒業したいって」 うわー、恥ずかしい! 会長、やめてくれー! 顔が熱い。 きっと赤くなってんだろうな。 勘弁してくれよ、会長ーーー! けど、会長は話すのをやめない。