「あぁっ、本当だ!
俺、ホントのことしか言ってない!」
同じように昨日のことを思い出してたらしいトモアキが叫んだ。
会長、すげぇ……。
トモアキの性格も、ほんの数日で把握したらしい。
けど、それには、桃香が不満そうに唇をとがらした。
「それって、私がふだんからウソつきみたいじゃない?」
すると、会長は笑いながら首を振る。
「いや、そうじゃないよ。
女性って、だれでも、ウソが上手いんだ。
それは、科学的に証明されてる。
女の人の中には、ウソをしゃべってるうちに、それが本当だと自分でも信じ込んじゃう人がいて、ウソ発見器でも検出できないことがあるくらいらしいよ」
「えーっ、マジかー!?」
驚きの声を上げる俺をスルーして、会長はクールに続ける。

