「……どういうことだ?」 わけがわからなくて、なかばボーッとした頭で、会長に聞く。 すると、会長は、ベッドの下から、大きなかたまりを引っ張り出した。 「え? それは……」 黒いリュックサック。 あの日、給食室のワゴン用エレベーターの中で見つけたヤツだ。 会長は、それを無言で開く。 すると。 「えっ、お金……、沢木君、なんで?」 桃香が目を見開いて、会長に聞く。 もちろん、俺もトモアキも同じ思いだ。