ゆうべから、マナーモードにしたままだった。 見ると……。 「えっ、マスター!?」 今、まさにみんなで話していた、マスターからの着信だ! 会長を見ると、ニンマリ微笑んで、出ろ、とあごをしゃくる。 うなずき、通話ボタンを押す。 「もしもし」 『おい、アツヤ! これは、どういうことだ?』 「あ? なに言ってんだよ! どういうことだって言いたいのは、俺の方だろうが!」 『ふざけるな! 金をどこにやった? いつすりかえた?』