「はぁ?
あるワケねーだろ?
俺らの金盗んどいて、今さら、どのツラさげて、俺に連絡してくんだよ?」
ムカつきながらそう答えると、会長は、苦笑いしながらつぶやいた。
「いや……、そうか。
じゃ、まだ開けられないのかな?」
「はぁ?」
問い返すと、トモアキも口を開く。
「会長、俺にもさっき、同じこと聞いたよね?
会長は、みっちゃんが、俺かあっちゃんに連絡してくるって、思ってるの?
それって、なにか理由があるの?」
桃香も、訳を知りたそうに会長を見つめる。
すると。
――ブブブ……。
俺のケータイだ。

