で、そんときに、マスターから、俺の名前を聞いたってことか……。
うわぁー、マジかよ?
もう、誰を信じていいのか、さっぱりわかんねぇよ……。
俺がショックを受けてる間にも、トモアキは続ける。
「叔父の自家用車が、車庫に見当たりません。
あと、ここの2階が叔父の住居になってるんですが、金庫が開いててからになってました。
刑事さんたちが言ってる大金は、叔父が見つけて逃げたんだと思います」
すると、初めておっさんの目がキラリと光った。
「2階を見せてもらえるか?」
「どうぞ」
全員で2階に上がる。
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