『警察に連れてかれたんじゃないだろうな?
なんとか中に入って、金があるかどうか調べられないか?』


すると、すぐにトモアキからも返信が来た。


『車庫にあるはずのみっちゃんの車もないから、もしかしたら、別の場所にお金を隠しに行ったのかも。
裏の窓から中に入ってみるね』


『了解。頼む』



おっさんが、ちらちらこっちを気にしてるのがわかったけど、無視。


まさか、メールの内容まで調べられることはないだろう。



警察署に向かう幹線道路は、渋滞中。


到着するまでに、あと20分くらいかかりそうだ。



すると、またトモアキからメールが来た。