「あと、あのじいさんが、マスターの金庫に金があることも警察にしゃべってると、マスターに迷惑かかるから、
金はすぐに、どっか安全な場所に移動するよう、マスターに言っといて」
『うん、了解!』
「じゃ、これから、たぶん警察では電話するのは難しいと思うから、連絡があれば、メールで頼む」
『わかった!』
「じゃ、そういうことで、よろしくな!」
『あ、あっちゃん!』
「ん、なんだ?」
『あの、気をつけてね』
「あぁ、こっちは大丈夫だから。
じゃぁな」
電話を切ると、部屋のドアを開けて、おふくろが親父と話してる、リビングの様子をうかがった。
まだ話し中のようだ。

