すると、おふくろは、覚悟を決めたように、姿勢を正した。
「わかりました。今から警察署にうかがいます。
でも、私も一緒でいいんですよね?」
「えぇ、それはかまいません」
「では、支度しますので、少し外でお待ちいただけますか?
あと、主人に電話していいですよね?」
「えぇ、どうぞ。
では、われわれは、外で待ってますので、できるだけお早目に願います」
刑事はふたりとも、玄関の外に出た。
マジかよ……。
ホントに、警察に行くのか?
おふくろは、すぐに親父に電話をかけ始めた。
それを見て、俺もケータイを取り出す。

