8月の宝探し


すると、おふくろは、覚悟を決めたように、姿勢を正した。


「わかりました。今から警察署にうかがいます。
でも、私も一緒でいいんですよね?」


「えぇ、それはかまいません」


「では、支度しますので、少し外でお待ちいただけますか?
あと、主人に電話していいですよね?」


「えぇ、どうぞ。
では、われわれは、外で待ってますので、できるだけお早目に願います」



刑事はふたりとも、玄関の外に出た。



マジかよ……。


ホントに、警察に行くのか?


おふくろは、すぐに親父に電話をかけ始めた。


それを見て、俺もケータイを取り出す。