よし、こうなったら、全面対決だ!
マスターにも、おふくろにも、これ以上、迷惑かけられない!
俺は刑事に向き直った。
「俺が、小学校で大金を見つけたなんて、誰がそんなこと言ってるんすか?
その人をここに連れてきてくださいよ」
「そういうわけにはいかないんでね。
君が見つけてないと言うなら、そのことを証明するためにも、君の友達の名前を教えてくれないかな?」
「ダチの名前を簡単には教えられませんよ。
そっちの証拠を出せないなら、俺も言いません」
「それは困ったなぁ。
やっぱり、署で詳しく話を聞こうか?」
また、おどしかよ。
そう思ったとき。

