じいさんは、金が『ミラージュ』にあることも警察に言ってるかもしれない。 マスターを巻き込まないためには、どうしたらいいんだ? 考えろ、考えろ……! 「篤也君、黙ってないで、答えてくれないかな? 話してくれないと、署に来てもらって、じっくり話を聞くことになるよ?」 「…………」 おどしかよ? きったねぇな……。 おっさんとにらみ合ってると。 「アツヤ、あんた、本当にそんなもの見つけたの?」 後ろにいたおふくろが、肩をつかんできた。