「会長、ホントに数えるのもやってくれるの?」
「……あぁ、やっとくよ」
「ごめんね、全部やらせちゃって」
「いいよ。俺は昔っから、貧乏くじを引く運命なんだよ」
「へ?」
トモアキがキョトンとすると、会長は俺に視線を移した。
「それより、俺が数えてしまえば、全員でうちに来る必要はないってことだよな?」
「あぁ、そうだな。
そうだ。100万ずつ束にしといてよ。
そんで、明日『ミラージュ』に持ってきて。
そんとき、みんなで今後のこと、話しあおうぜ!」
「結局、あの店に持っていくのか……。
で、何時に行けばいい?」
「んー、俺は何時でも。
桃香は、都合は?」
「明日は、何時でも大丈夫」
「会長は、塾は?」
「明日は休みだ」
「じゃぁ、10時で!」
「「「了解!」」」

