……えっ?
か、会長、もしかして、全部、見てたのか!?
ギョッとして会長の顔を見ると、フフンと笑っている。
クソッ!
「べつにそんなんじゃねーよ!」
「ふぅん……」
「っとに、うっせーな!」
俺と会長がコソコソ言い合ってると、トモアキが不思議そうに聞いてきた。
「どうしたの?」
会長は、そしらぬ顔でトモアキにペットボトルを渡し、桃香にも渡すために移動していった。
「な、なんでもねーよ」
俺は、キョトンとしているトモアキから離れ、ひとり、ペットボトルの水をグビグビ飲んだ……。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…