8月の宝探し


へらっと答えるトモアキに、マスターの追及は続く。



「ケガはそれだけか?」


「うん。でも、これだって、たいしたことないし、へーき」


「兄貴、姉さんには手ぇ出してねーか?」


「それは大丈夫。かーちゃん、もうパート行っちゃってたから」


「そっか。ならいいけど。
なにかあったら、必ず俺に言うんだぞ?」


「うん。ゴメンね、みっちゃん」


「ばーか。
俺に謝るこたぁ、ねーよ!」