「次、行くか」 「うん」 桃香は、素直にあとからついてくる。 だけど、廊下に出たとき。 あ……。 そっと振り返ると、桃香は、ケータイを見ていた。 昨日、トモアキが言ってたっけ。 『桃香ちゃん、先輩からのメール待ってるみたいなんだよね……』 あー、ダメだ! やっぱ、様子見するとか、ウジウジ考えてるだけなんて、性に合わねぇ!