8月の宝探し


「あっちゃん」


「ん?」


「桃香ちゃんのこと、今でも好き?」


「えぇっ!?」



突然、なんてこと聞いてくんだよ!

そんなこと、あらたまって聞いてくんな!



なんとも答えずにいると、トモアキはテレビに目を移し、ポロッと言った。


「桃香ちゃん、あっちゃんと付き合えばいいのになぁ」


「なっ、なんだよ、急に!」


あせると、こっちを見て、ふにゃっと笑う。


「だって、お似合いだと思うんだよね、あっちゃんと桃香ちゃん。
中学のときから、そう思ってたよ、俺。
美男美女でさー」