『ミラージュ』は、俺とトモアキにとっても、なくなっちゃ困る場所だし。 うん、そうしよう! そう決心したとき。 「おい、出てくるぞ!」 会長に肩を引っぱられた。 急いでみんなでものかげに隠れ、出てきた男たちをやり過ごす。 歩き方も、いかにもチンピラだ。 あんなやつらに負けてたまるか! 「なぁ、今見たことは、マスターには言わないでおくぞ!」 みんながうなずくのを確認して、『ミラージュ』に入っていった。 「マスター、水!」