8月の宝探し


男たちのひとりが、また怒鳴った。



「おいおい、黙ってないで、なんとか言ったらどうだ!」


「xxxxxxxxxxxx」


「来週だと? ふざけるな!」


「xxxxxxxxxxxx」



マスターの声は聞こえないけど、期限を延ばすよう頼んでいるらしい。


それにしても、あんな情けない顔してるマスター、初めて見たな……。




「どうやら、借金取りみたいだな」


後ろで会長がささやいた。


「あぁ、そうみたいだな。
トモアキ、なんか聞いてるか?」


けれど、トモアキはブンブンと首を振る。