「いやいやいや!
すげぇなぁと思ったんだよ!
尊敬するし、応援するよ。
会長なら、きっとなれると思うし」
「……なんで、そう思うんだよ?」
「だって、会長は、校長を説得したじゃん!
それに、親に反抗してうちの高校受けたって言うしさ。
会長は、自分がやるべきこととか、自分がこうと決めたことは、ちゃんと実行するだろ?
よくわかんねーけど、政治家って、そういうヤツがなれるんじゃねーの?
それに、会長はいいヤツだしな!」
そう言ってニンマリ笑うと、会長は、少しあきれたような顔になった。
「五十嵐……。
おまえ、簡単に人に心を開き過ぎだし、信用し過ぎ。
もう少し、疑ってかかった方がいい」
「んー、そっかぁ?」

