8月の宝探し




――カランコロン。



ドアを開けて、トモアキが入ってきた。


「あっちゃん、おはよー」




トモアキは、にこやかに歩いてきて、俺の右に座る。


「おまえ! 遅いじゃんか」


文句を言うと、


「そう?」


と、時計を見て、


「あー、いつもよりちょっと遅かったね。ゴメンゴメン」


と、素直に謝ってきた。