「俺はさ、トモアキの授業料を払うよ!」
「え? 星野の?」
意外そうに聞きかえしてきた会長に、簡単にトモアキの家の事情を話す。
「アイツんちさ、おふくろさんが働いてんだけど、高校の授業料を払うの、厳しいらしいんだよ」
「へぇ……」
「トモアキってさ、すげぇ、絵がうまいんだ。
将来は、イラストレーターになるのが夢で。
だから、高校卒業したら、そっち方面に進むんだろうけど、
高校は一緒に卒業したいなぁと思ってさ」
「そうか……。
なぁ、五十嵐と星野って、いつからの付き合いなんだ?」
「まさに、ここ。小学校の1年から」
「ふぅん……」

