8月の宝探し


会長は、照れたようにそっぽを向いたけど、

俺はなんだかうれしくなって、会長の首に腕を回した。



「わっ、なんだよ、いきなり!」


「いーじゃん、いーじゃん!
会長、気に入った!」


「はぁ?」


「俺、もっと早く会長とダチになってりゃよかったなぁ。
おまえ、すげぇ、おもしれー!」


「は? 俺は普通だ!
べつにおもしろくもなんともねーよ!」


「いや、最高におもしれーよ!」


「あー、もー、わかった!
わかったから、離せ!
暑っ苦しい!」