店の隅でワイドショーを流してるテレビに目を向ければ、 時刻は、9時35分。 いつもどおりだ。 いつも、この時間には、トモアキの方が先に来てるんだけどな……。 ふと、イヤな予感が胸をよぎる。 「なんか、トラブってんじゃねーだろうな……」 つぶやくと、マスターも顔を曇らせた。 「最近は、兄貴、おとなしくしてるって話だったけどな」 するとそのとき。