そんなふうにして、次々、特別教室を回っていった。 けど、どこもからっぽで、大金を隠せそうな場所は、どこにもない。 「うーん、4階にはないみたいだな……」 一番東の端まで来ると、屋上に通じる階段がある。 上ってみたが、鍵がかかっていて、屋上には出られない。 しかたなく、3階に下りる。 3階の東の端の教室は、理科室だ。 かつては、ガイコツの標本なんかがあったはずだけど……、 ここもからっぽ。 「あーぁ、手ごたえ、ねぇなぁ……」