8月の宝探し


「いや、そうじゃない。
五十嵐のまわりには、いつも笑い声が絶えなかったから、目立ってたんだよ」


「笑い声?
俺、笑われてたの?」



眉をしかめて聞くと、今度は声を上げて笑い出した。



おいおい、なんだよ?

バカにしてんのか?

ますます顔をしかめかけたけど……。



会長、いい顔で笑うんじゃん。

会長がこんなふうに楽しそうに笑ってるの見んの、初めてかも。

いつも、そうやって笑ってりゃいいのに……。



んなこと考えてたら、笑いながら会長が教えてくれた。