「覇気、だよ、覇気! この程度の言葉も知らねーのか?」 ちょっと年くったサーファー、といったルックスのマスター。 まぁ、40歳にしちゃ、若く見える方だとは思うけど。 見かけはチャラい感じなのに、ときどき小難しいことを言う。 「覇気? なんだよそれ?」 「ったく、辞書を引け、辞書を!」 「フン、めんどくせー」 朝っぱらから笑われて、いい気はしない。 だが、毎度のことなので、深くは考えないことにする。