『いじめってほどのことじゃ……』 「夏休み中にカタがつくかわかんねーけどさ、2学期には、アイツ、学校をやめさせられるかもな」 『ったく、余計なことを……』 「ん?」 『なんでもない。 ……話を聞くだけだぞ?』 「へっ?」 『来いと言ったのは、そっちだろ! 今から行くから待ってろ!』 うわわっ、すげぇ、デカい声。 ……会長、なにキレてんだ? ま、来るってんだから、いいや。 ケータイをポケットにしまい、マスターに声をかける。 「マスター、のどかわいた! アイスコーヒー、入れてよ!」