「こんな時間に遊んだりして、彼氏怒ったりしないの??」

車を運転しながら
さっきまでとは違う
落ち着いた声でリョージがたずねる。


「彼氏はぁ〜…いなーい」

「またまたぁ〜」

「なーにぃ〜??ホントだもーん」

「…ふーん………」



まだ少し冷たい風が
あたしの前髪を揺らす。



「いっぱいいんだろ??」

「はぁ!?」

「ユキちゃんモテそうだかんなぁ〜…」

「そっちだってモテそぅじゃん」

「俺ぁモテねーよ。もぅオッサンだし」

「ウソだぁ〜。あたしはぶっちゃけモテるけど〜、性格悪すぎてみんな引いちゃうの」

「危ねぇなソレ!!どんな性格だよ!!」

「むふふ〜ん…」





バカな話をしている間に
海から1番近いコンビニに到着。