少しだけ後ろを歩いた。並んで歩くのは、ためらわれたから。 近くで彼を見たのは初めてだった。 私は彼の肩までしかない事が分かった。 「あの…どこに行くんですか?」 私は恐る恐る彼に聞いた。 「ぷっ…別に人さらいじゃないから(笑) ここ…」 彼に連れられてきたとこは若い女の子達が店内にちらほらいるパン屋さんだった。