ステッカー

知らなかった。

結構いっぱいあるんだ…。

数え切れないほどのステッカーをいつの間にか探し歩いていた私。

気がつくと、すっかり日は落ちていた。

そろそろ帰らないと…。

暗がりの中、一人歩く私は。

「!」

またステッカーを見つける。

高架下を通っている時に見つけた、コンクリートの壁に貼り付けられたステッカー。

描かれた両目と目が合って、何だか背中にゾクリとした感覚が走る…。