なおくんは、またいつものように

ヒップホップを爆音でかけて

タバコを吸った





また、あの感覚にとらわれた





だけど、自分に言い聞かせた




ちゃんと、言わなきゃ






「なおくん…」



「なに?紗智」



「こんな風に会うの、もうやめよう…」