「遅くなってごめん…」


「いや、俺こそ急に呼び出してごめん」




私たちは電車にのって、なおくんの

家に行った




「お邪魔します…」








なおくんの部屋はなにも変わって

いなかった。





彼氏がいるのに、他の男の子の部屋に

入ることが、悪いことをしているように

感じた




だけど、なぜかなおくんの部屋に

安心感を覚えている自分もいた。