「ごめん…連…。今日は帰りたい…」
「俺…やっとのことでお前と一緒に
なれたんだよ…
頼むよ……この手、もし俺が離したら
お前もう俺んとこ帰ってこねぇ
だろ……」
「そんなことないっ…」
「俺!俺…知ってるんだよ……
気づいてた。
お前が韓国行ってたときからなんか
おかしかっただろ……
きっと、好きなやつでもいるんだろ…
そいつのこと……まだ忘れらんねぇ
んだろ…?
俺が気づいてねぇとでも思ってた
のかよ……」
「連……」
私はなおくんのことを、全て
連に話した
「だけど、連のこと……
好きになれると思うんだ……
きっと」
「信じても……いいのか…?」
「うん…」