もう、なおくんのことは忘れる
とつ気づけばなおくんのことを
考えていた
だけど、きっと大丈夫だよね…?
私には、連がいるから…
♪~♪~♪
連から電話がかかってきた
「も…もしもし」
「なんか、緊張してるの?紗智。」
「し、してないよ」
「なにに緊張してるの?」
「だって…連は…私の彼氏なんでしょ?」
「そうだよ」
「だって…連が私の彼氏なんて…
なんか、考えたこともなかったから」
「俺はお前の彼氏だよ。あのさ、紗智
明日会えるか?」
「…うん」
「じゃあ、明日のお昼頃迎えにいくか
ら。」
次の日、私を迎えに来た連は
いままでにないくらい、かっこよく
見えた。
大丈夫、私はこの人を好きになれるよ
少しホッとして、連の自転車に乗り込ん
だ……