私はその日、家に帰ってから
ずっと考えていた
もしも連とつき合ったら…?
じゃぁ、なおくんはどうなるの…?
なおくんに電話をした
なおくん「はい、もしもし」
電話のなおくんの声を聞くだけで
胸が締め付けられた。
「私…告白されたの…」
「いつ?」
「つい、さっき…花火大会で…」
「花火大会一緒に行ってたの?そいつと」
「うん…」
「なんか、それ、嫌だ」
「どういうこと?」
「お前が他の男と遊ぶのが、嫌だ」
「やきもち…?」
「うん。」
「だけど、なおくんだって、ほかの
女の子と遊ぶでしょ」
「俺、遊ばないよ」
「そっか……私、どうすればいいかな…」
