なおくんの彼女なら…



毎日でもこの寝顔を当たり前に

見れるのに……






辛くなって考えるのをやめた







「ん……」

「あ、なおくん……起こしちゃったかな?」

「紗智……もう遅いから送っていくよ」





そう言ってなおくんは駅まで送って

くれた。



駅までの道、なおくんはあまり話さ

なかった。






私は、ただうつむいて歩いた……







これで、おしまいな気がして…