真奈ちゃんたちも帰り、部屋に残ったのは私と翔太くん、そしてなおくんだった。
翔太くん「酒、無くなったなぁ。コンビニいく?」
私「行きたい!3人で行こうよ!」
なおくん「行こうか。」
歩いて10分ほどのところにある、コンビニに行った。
私「韓国にも、Seven-Elevenってあるんだねぇ」
なおくん「ほんとだね」
お酒やお菓子を買って外に出て、帰り道を3人で歩いていた。
翔太くん「なんか、俺、さっきコンビニの前にいた奴等に睨まれた気がする。ちょっと行ってくる。」
私「ちょっと…翔太くん。きっと気のせいだよ。ね、帰ろう?」
翔太くん「いや、いい。お前らは先に帰っといて。」
なおくん「あんまり無茶すんなよ。ここ海外なんだし、なんかあったらややこしくなってしまうから。」
翔太くん「おう、任しとけ」
私「ねぇ、翔太くん、大丈夫かな?お酒も大分…飲んでたみたいだし…」
なおくん「大丈夫だよ。あいつ、酒飲むと、強くなるから。それに、喧嘩売るのなんて日常茶飯事だから。」
「そんな…」
「紗智は心配しなくていいよ」
「うん…」
その帰り道、私はなおくんのことを
たくさん聞いた。
もっと、なおくんのことを知りたいと、
そう思ったから…