「でも、王は……“私が見える人”が世界を救うって……。」 妖精の言葉を聞き返す。 「キミが見える?」 「ええ。アナタは普通に見たでしょ? 普通の人は……私たち妖精は 見えない、のよ。」 「……はぁ?……本当に?」 「……えぇ。何度もこっちに来てるけど…… 私が見えた人はいないわ」 妖精が強く頷く。