「……あれ? ……俺、本当にやばくなっちゃったかな? まさか、おしるこラーメンの麺が耳に詰まったんじゃ…… はっ……! それともおしるこラーメンの幽霊……!?」 本気なのか本気じゃないのか。 でもとりあえず、バカにつける薬は無いようだ。 「だからっ!上よ!上!アンタの手を見なさい!」 「……手?」 左手を見る。 なにもない。 右手にあるのは、おしるこラーメンのハズだが……