図書館の眠り王子

「了解。じゃ、時間までどっかで飯食おう。」

「うっうん」




……………



なんで、そんな平然なのよ!!



こっちは、心臓の音が鳴り止まないのに…!





すると、小山くんはあたしの顔を覗きこんできた。



「あゆみ、って呼んじゃダメだった?」



なんて、いじわるな顔で聞いてきた。
ずるい。