あの日。
もう、二週間も前。


放課後、いつものようにオレは図書館にいた。

早く帰ると自営業でカフェをしている母さんが手伝えとうるさいから。

しかも、大抵が接客。
それで女からの視線感じまくりで、居づらくて仕方ない。



まあ、そんなワケで。
テキトーに課題と予習を済ませいつものように寝ていた。


気づけばもう下校時間で。
他の生徒はもう居ないのに図書委員が寝てて。