図書館の眠り王子

だけど、小山くんはいつかみたいに、ふって軽く微笑んでくれた。


「なら、別にいいけど。」


「~~~」



かっこいい。かっこいいって!
顔の熱がどんどん上がる。



「…なに、赤くなってんの?」

「へ?な、何でもないです!」

「…あのさ、同級生なんだから、その…敬語、やめろよ。」

「あ、ごめんなさい、えっと、クセで。…いいの?」

「いいに決まってんだろ。」

「…そっか。ありがとっ小山くん。」