小山くんは、すでにもう座っていた。



…4時限目終わって真っ先に来てるんだろうか。



「小山くん。ごめんね。」



あたしが声をかけると、ぱっとあたしの方を見て、ちょっとだけ、柔らかい表情になった。


「待ち、ました?」

「いや?」

「良かった、食べましょーか」