「え、えー、えっと!や、やならいいんですけど、それに、あたしの委員担当の金曜日だけなんですけど…」



だから!
何を言ってるのあたし!!



心のなかでどんなに自分を叱ったって、過去はもう覆せない。
恥ずかしさでもう消えたい思いになっていると、




「………じゃあ、まあ。よろしく…。」




彼の返事が聞こえた。


なんと、あたしはたくさんの女の子たちが狙っている、小山くんとお昼を共に食べるというポジションを、いとも簡単に手に入れてしまった。