図書館の眠り王子

「あれ、いつもここで食べてるんですか?」

「…そーだけど?」



あれ、麻希は、男子の友達たくさんいるって言ってたけど…。
その人達とは食べないんだろうか。


(…あ。もしかして。)




「えーっと、女の子たちから逃げるため?」


すると、ちょっとだけ、顔を歪ませた。

「ご、ごめんなさい。えっと、小山くん、ですよね。女の子から人気ってウワサ聞いて…」

「…人気かは、知んねえけど。うざいくらい寄ってくるんだよ。特に昼休み。だからいつもここで寝てた。」

「なるほど…」



図書館なら、そういう系の女子はあまり来ないし、来たとしても騒げないもんね。