図書館の眠り王子

「はあ…、今日も来ちゃった…」




ひとり、テーブルに突っ伏して呟いた。


誰もいない図書館に、あたしの声だけが響く。



───放課後。




図書館の、いちばん奥の席はあたしの特等席となりつつあった。


さすがに泣くことはなくなった。
ただやっぱり、元気が出ないときは沢山ある。

…図書館は、やっぱりあたしの大好きな空間なワケで。
落ち着くために、毎日のように来ていた。