図書館の眠り王子

(もう友達出来たのか?…まあ、友達多そうだもんな、あいつ…)




必死に、遠くから見つめる。


すると、ふとあゆみと目があった。



…が。



あゆみは目を見開いたかと思うと、すぐに顔を背けた。





「………」



…何なの?オレ、嫌われたわけ…?
いや、そんなの考えたくもねえよ…