「…よし!」



フッと笑って麻希はあたしに詰め寄った。



「クラスマッチの日!その日に告白しなさい」

「……え?」

「いい?分かった?」

「は、はい…」




強引な麻希にあたしが勝てるはずがない。




「…こく、はく…」




「頑張るのよ?」





うぅ…神様。
クラスマッチの日、あたしにほんの少しでいいから、勇気をください…